アメリカの素晴らしいコメディアン スティーブ・マーティン

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演技力でコメディー映画をさらに面白く、そして忘れがたい感動を与えられる俳優として
スティーブ・マーティン(Steve Martin)を第一にあげたいと思います。

1945年生まれの大御所スティーブ・マーティンは、最近では2010年「恋するベーカリー」や2012年「ビッグ・ボーイズ幸せの鳥を探して」などで脇を固める存在感ある演技でハートフルコメディー映画をより印象深くしていますが、やはり彼はコメディー映画の主役を演じるとその魅力は最大に引き出されます。
2000年代に入ってからのコメディー映画は「ピンクパンサー1」「ピンクパンサー2」「アウト・オブ・ターナーズ」などに主演しました。
しかし、やはり面白さだけではない人間味あふれる、コメディーなのに切なく感動の涙がこぼれるという彼の演技の真髄を表す作品は1980~1990年代に多く、彼のこの時代からの主演作品をぜひご覧いただいてその魅力に触れていただきたいと思います。
「ペテン師と詐欺師 だまされてリヴィエラ(1989)」は風来坊の天才詐欺師として、「花嫁のパパ1(1992)」「花嫁のパパ2(1996)」では娘を嫁がせる父親としての心情をドタバタな珍事の笑いの中ユーモアたっぷりにペーソスを溢れさせながら演じます。この2本が1950年代の映画のリメイク版だということを考えると、スティーブ・マーティンはクラシックなスタイルがよく似合うコメディー俳優なのかもしれません。

steve martin

そしてそれ以前の主演作品としては「大災難 P.T.A(1988)」「愛しのロクサーヌ(1987)」「サボテン・ブラザース(1987)」などがあります。
中でも「大災難 P.T.A」は彼の真骨頂とも言える、体を張った気合の入った笑いと、感動のエンディングへ
つながる人間味に満ちた感情の動きをあますところなく表現しており、ただ大笑いしたい方、すっきりと感動したい方、どちらにもおすすめできる映画です。

スティーブ・マーティンは気合の入った喜劇的な笑いと、重厚でペーソスあふれる感動の涙を観客に与えられるとても貴重なコメディー俳優です。
現在も活躍中ですがぜひ1980年代からの彼の作品にも触れて、その魅力を感じていただきたいと思います。

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